お焦げ - 藤庵の日記(茶の湯その他) teaceremonytouan

一椀のお茶を通して直心の交わりをいたしたいと願っています。手持ちの茶道具のほとんどは手づからのもので名物とか高価な道具はございません。丿貫の様な極侘びの茶です。お楽しみいただければ幸いです。ブログの記事には茶の湯の他日々の事など自ら記録として書き留めている事柄もございます。

プロフィール

藤庵 teaceremonytouan

Author:藤庵 teaceremonytouan
茶の湯に関係することを主に書いてます。
「茶の湯は総合芸術」と言われますが、その意味は、僕はいろんな書画、陶芸工芸の貴重な作品をありがたく使用させていただいてるという謙虚な姿勢が必要だと思います。
このほか、自作の日本画や工芸作品、またアクアリウムなども掲載しています。

最新コメント

- コメント

お焦げ

「家元での茶事のご飯は台所の竈(かまど)で薪を焚いている。2升程の大きい鉄釜、湯たて飯であったから、時間はかなり正確に計ることが出来た。今炊き上がったと言う香りのみ強い未だ充分に蒸らされてない飯で有る。
微妙な呼吸が要求される。
客はこれを亭主の心入れとして頂戴する事になる。
そして未だ有る。今日では全く目にする事がなくなってしまったが、薪でご飯を炊けば必ずと言って良いほどお焦げが出来る。このお焦げに湯を入れて多少の塩味を付けて出す。
お焦げの香ばしさまで味わおうとする。」


機関紙 平成19年6月号 茶道基礎講座 焦がし