山下恵光宗匠の著書 「四季の茶の湯」から - 藤庵の日記(茶の湯その他) teaceremonytouan

一椀のお茶を通して直心の交わりをいたしたいと願っています。手持ちの茶道具のほとんどは手づからのもので名物とか高価な道具はございません。丿貫の様な極侘びの茶です。お楽しみいただければ幸いです。ブログの記事には茶の湯の他日々の事など自ら記録として書き留めている事柄もございます。

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藤庵 teaceremonytouan

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茶の湯に関係することを主に書いてます。
「茶の湯は総合芸術」と言われますが、その意味は、僕はいろんな書画、陶芸工芸の貴重な作品をありがたく使用させていただいてるという謙虚な姿勢が必要だと思います。
このほか、自作の日本画や工芸作品、またアクアリウムなども掲載しています。

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山下恵光宗匠の著書 「四季の茶の湯」から

以下 引用。


「啐啄斎好 七畳敷啐啄斎がこれを好んだ意中に七事式の出来ない部屋と言う考えがあったと言う。
当時、あまりにも流行していた七事式の出来ない稽古場する事で、常の稽古に励むように戒めたと聞く。」


私見です。
七事式への見解
なんとなく抱いていた、私の七事式への思い。七事式の稽古自体は好きな方なのだけど、はっきり言って小間の侘び茶を志向するわたしからすると、七事式は利休さんを象徴する侘び茶とは対極にある様な気がする(江戸時代わかっていてもそう定めなければならなかった如心斎家元の苦悩があったのかも知れないが)
。著者の山下恵光宗匠はそれを暗に言わんとしていた様に感じます。


もう一つ 引用。
「今日稽古場で常に使われている稽古の棚の中に吸江斎好で桐木地抱清棚と、溜塗二重棚がある。この棚は水指は運びで、畳の上に置くと言う形式で他にあまり例を見ないものである。これは明らかに小座敷の水指を意識したものであり、畳の上に置くのによく映える水指が使われる。染付だとか青磁では不似合いである。」