松屋会記 松永久秀平蜘蛛釜を用いる。 - 藤庵の日記(茶の湯その他) teaceremonytouan

一椀のお茶を通して直心の交わりをいたしたいと願っています。手持ちの茶道具のほとんどは手づからのもので名物とか高価な道具はございません。丿貫の様な極侘びの茶です。お楽しみいただければ幸いです。ブログの記事には茶の湯の他日々の事など自ら記録として書き留めている事柄もございます。

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藤庵 teaceremonytouan

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茶の湯に関係することを主に書いてます。
「茶の湯は総合芸術」と言われますが、その意味は、僕はいろんな書画、陶芸工芸の貴重な作品をありがたく使用させていただいてるという謙虚な姿勢が必要だと思います。
このほか、自作の日本画や工芸作品、またアクアリウムなども掲載しています。

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松屋会記 松永久秀平蜘蛛釜を用いる。



「松屋会期(永禄6年1月11日)」茶話指月集からちょっと横に外れて。
NHK大河ドラマと連動(笑)。


10日の日曜日「麒麟が来る」では、いよいよ松永久秀が平蜘蛛釜と心中ですね。


松屋会期にはその14年前に久秀亭主で開催した茶会の事が書かれてました♪


●原文
於多門山御茶湯 主人松永弾正殿
御床ノ上、軸ハツレに長盆に二つ置きなり、ツクモ金蘭ノ袋に入、袋の浅黄、松本天目(中略)台子四組(中略)平蜘蛛釜、、、


●大意
松永久秀が多門山にて茶会をひらく。茶入ツクモ茄子(現在は静嘉堂文庫所蔵)。台子(水指、柄杓立、建水、風炉に置かれた平蜘蛛釜)の四点飾り。
茶は宇治森園製の最高級の別儀。


●当時、久秀53歳。凄いですね♪
ツクモ茄子(南宗から元時代)は当初は三代将軍足利義満が所持していたもので、足利幕府に近かった久秀の手に渡ったとされてます。
ツクモ茄子は、その後信長の名物狩にあい、召し上げられました。ただ、信長は茄子への礼を全く言わずほとんど無視したらしいですね。
そして改めて今度は、平蜘蛛釜を差し出せと言われて久秀が、キレたと面白く言われてますね。