珠光古市播磨法師宛一紙 - 藤庵の日記(茶の湯その他) teaceremonytouan

一椀のお茶を通して直心の交わりをいたしたいと願っています。手持ちの茶道具のほとんどは手づからのもので名物とか高価な道具はございません。丿貫の様な極侘びの茶です。お楽しみいただければ幸いです。ブログの記事には茶の湯の他日々の事など自ら記録として書き留めている事柄もございます。

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藤庵 teaceremonytouan

Author:藤庵 teaceremonytouan
茶の湯に関係することを主に書いてます。
「茶の湯は総合芸術」と言われますが、その意味は、僕はいろんな書画、陶芸工芸の貴重な作品をありがたく使用させていただいてるという謙虚な姿勢が必要だと思います。
このほか、自作の日本画や工芸作品、またアクアリウムなども掲載しています。

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珠光古市播磨法師宛一紙

珠光古市播磨法師宛一紙●古市播磨法師
此道、第一わろき事ハ、心のかまむかしやう也。こふ者をはそねミ、初心の者をハ見くたす事、一段無勿体事共也。
こふしやにハちかつきて一言をもなけき、又、初心の物をはいかにもそたつへき事也。
(意訳)茶の湯の道で第一に悪い事は心の驕りと頑固さである。それがあると茶の湯の巧み者を妬み初心者を見下す様になる。これは特に良くない事だ。巧者に接して自分の未熟さを悟って多少なりとも悲嘆し又初心者を助け育てるべきだ。


●心の師とハなれ、心を師とせされ、と古人もいわれし也。
(意訳)諸芸道で「自分の心を導く師となりなさい。心を自分の師としてはいけない、と昔の人も言われている」、と。
茶道精神の深奥は、わが心を監視するもう一人の自分にある、と。


この言葉は「大般涅槃教28(作心師、不師於心」、源信の「往生要集(常為心師、不師於心)」仏典の言葉。謡曲「熊坂」
、世阿弥「猿楽談義」などにも。


お軸は、官休庵所蔵で大正9年3月に複製100部作成されてるそうです。欲しいなぁ。座右の銘としてキモに銘じたい。