小説伊勢物語より - 藤庵の日記(茶の湯その他) teaceremonytouan

一椀のお茶を通して直心の交わりをいたしたいと願っています。手持ちの茶道具のほとんどは手づからのもので名物とか高価な道具はございません。丿貫の様な極侘びの茶です。お楽しみいただければ幸いです。ブログの記事には茶の湯の他日々の事など自ら記録として書き留めている事柄もございます。

プロフィール

藤庵 teaceremonytouan

Author:藤庵 teaceremonytouan
茶の湯に関係することを主に書いてます。
「茶の湯は総合芸術」と言われますが、その意味は、僕はいろんな書画、陶芸工芸の貴重な作品をありがたく使用させていただいてるという謙虚な姿勢が必要だと思います。
このほか、自作の日本画や工芸作品、またアクアリウムなども掲載しています。

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小説伊勢物語より

月やあらぬ春や昔の春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして
業平(古今集第15 恋歌5)
高子(たかいこ)との逢瀬偲び、独り詠む業平が寂しげ。
後朝、業平の文への高子の返事
「梅の花香をかぐはしみ遠けども」(下の句:心もしのに君をしぞ思う)万葉集50より

「崩し字の、連綿とした流れは、昨夜の恋に酔うままの業平にとりまして、まるで滑らかな陰(ほと)を思わすほどのやわらかさ (小説より引用)」
*こういう文章は女流小説家でないと書けませんね(笑)