南坊録を斜め読み - 藤庵の日記(茶の湯その他) teaceremonytouan

一椀のお茶を通して直心の交わりをいたしたいと願っています。手持ちの茶道具のほとんどは手づからのもので名物とか高価な道具はございません。丿貫の様な極侘びの茶です。お楽しみいただければ幸いです。ブログの記事には茶の湯の他日々の事など自ら記録として書き留めている事柄もございます。

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藤庵 teaceremonytouan

Author:藤庵 teaceremonytouan
茶の湯に関係することを主に書いてます。
「茶の湯は総合芸術」と言われますが、その意味は、僕はいろんな書画、陶芸工芸の貴重な作品をありがたく使用させていただいてるという謙虚な姿勢が必要だと思います。
このほか、自作の日本画や工芸作品、またアクアリウムなども掲載しています。

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南坊録を斜め読み

古い本が出てきたので斜め読みしてます。








話としては興味深いのですが、筆者自体がこの本の最後の方で、南坊録ニセモノ説を唱えてるのが面白いです。
南坊録は研究者の間ではニセモノと言うのが定説ですネ。


南方録
利休の言葉と伝えられる事が多いようですが、研究者の間では、立花なにがし達の作り話というのが定説の様なので余り真剣に「道の初心者」にコレを引き合いに出して語らない方が身の為だと念押しした上で(笑)。


記憶に残る部分の抜粋


●易云う、「暁会・夜会、腰掛けに行燈置くべし。亭主も手灯篭にて戸口まで出て一礼し立ち返るがよし。手燭持ち出る人も有れど風吹く夜など別して難儀のもの也。ことに殊勝げ無く鮮やか過ぎて悪しし。


●雪の夜会には、露地の灯籠は凡そ点すべからず。雪の白き奪われて見所なく光薄し。


●小座敷の料理は汁一つ菜二つか三つか、酒も軽ろくすべし。侘び座敷の料理だて不相応なり。


●葉茶壷、小座敷にも飾る事有り。大方口切の時のこと也。初入りに掛け物掛けて前に飾るべし。小座敷にての飾りは、口覆い、口緒までにて良し。自然に長緒など結ぶとも易々と目に立たぬ様にすべし。様々様がましき(もったいぶって訳のありそうな)結びかたなど、物知り顔にて悪しし。


●風炉にて炭所望して見る事無し。次第事すみて灰のあしらい、火の移ろいを見るは、さもあるべし。


#南方録
尚、写真の本などは筆者が抜き書きしていて全文では無いので注意が必要です。