
夕ざりの茶事勉強会
夕ざりの茶事のポイントは、後座の席入りの頃ちょうどあたりが暗くなり灯りを使っての席入りとなる事です♪
以下の順で紹介します。
寄付、腰掛け蹲を経て席入り挨拶の後、風炉の季節は朝茶事を除いて料理となります。
懐石料理
膳出

向こう:ハタのお造り

汁:がんも、赤9、白1 まだ暑い時期なので赤味噌の分量が多いです

椀 エビの葛叩きに冬瓜すり流し

飯替、汁替

籠飯器は朝茶事定番ですがこの時期暑いのでちょうど良いですね。
焼き物と香の物 鯛塩焼き

2回目の飯替、汁替(客辞退)
炊き合わせ ハモなど

進め肴 キューリときくらげの貝柱和え

亭主相伴
一口椀 じゅんさい

八寸 コロナの関係で千鳥の盃はしないので、海山ともに盛る。

イチジクの揚げ物 生麩ヨモギ
湯桶
炭点前

主菓子 銘 水牡丹 手製です。冷蔵庫に入れる時間が30分ほど長すぎた様で、葛が白くなってしまいましたがこのあたりは自家製ならではですね♪

中立
迎え付け(手燭交換)

後座の席入
濃茶、続き薄茶
今回も、濃茶、薄茶共に各服ですべて洗いたてのお茶碗を使ってます。


干菓子 錦玉と持参したせんべい

挨拶
黙礼(無言の送り出し)
黙礼の無い送り出しは味気ないですね。本番の茶事でも茶室から出てもいつまでも亭主と客がおしゃべりをする会が有りますが、茶事の余韻を愉しむにはお互い茶室から出たら、一言も会話をせずにその場を終わりたいものです。
そして亭主は、茶席で一服自服して「独坐観念」。
亭主にとって、この時がある意味クライマックス言えると思いますね♪(又、余計な事を申しました。。。)